美女と野獣
大アルカナ８番: 美女と野獣
このカードは、いつも自分の本当の姿を見せることが怖くて仮面をかぶっている野獣と、
野獣を直視する勇気がない女の子を描いています。
野獣の仮面の奥には真実の姿。『愛』があることがふたりにはわかりません。
女の子も野獣を愛している自分の気持ちに気づくことができません。
このままの状態なら、ふたりのこころが通じ合うことはなく、
ふたりが結ばれることはありません。
傷つくことを恐れているから。
なるべく自分のこころをみせないように、
相手の本当の姿をみないように。
どこかで『また裏切られるんじゃないか。』『痛い思いをするんじゃないか。』
それは真実ですか？
あなたにとって本当のことですか？
あなたの中の過ぎ去った記憶の中に居座っている
『思い込み』じゃないですか？
今、欲しいものが手に入らない人。
望んだことが叶わない人は、
まっすぐにその対象をみていますか？
『どうせ』とか『きっと』とかいつものパターンで相手のことを決めつけていませんか？
このカードは、
真実の愛は、内なるガイドや夢に心を開き、恐れずにハートに従うとき、手に入るのです。
ということを示します。
最近、セッションをしていると、
悩んでいらっしゃる方はほぼほぼ自分で問題を難しくしている。わざわざめんどくさく解釈しているなぁ～って思うのです。
素直であること。
それにまさるものはないのかもしれない。
うれしいことはうれしい。
悲しいことは悲しい。
好きなものは好き。
自分のこころが本当はどう感じているのかを、
ごまかさず、大切に。ていねいに。
そう感じることを、まず自分に許してあげる。
どう思ってもいいよ。
そう、思うよね。いいよいいよ。って。
まず、自分に素直になってみましょうか。
いよいよ新緑の季節。
柔らかい緑をみていると、こころもやわらかくなりますね。
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