インナーチャイルドと共に〜わたしの中のふたりがなかよくあるために

 

9月になりました。

今日から二学期の始まり。

そう、遠い昔小学校1年生だったわたしの新学期始まりのこの日

(信州は8月の18日あたりから二学期だったけれど)

この日からわたしは長野県の山間の村の小学校に転校して通い始めました。

鹿児島の海辺の街で育って陽気な子どもだったわたしは、多分新しい学校でとても浮いていて

そこにまったく馴染めなくてお友だちもできなくて

忘れてしまいたいようなことをたくさんされて(たくさん忘れてしまったけど)

まさに衝撃の毎日でした。

そしてこれは大人になってから知ったことだけど

父は大きな会社の新しい大きな仕事場で文字通り死に物狂いだった時期で

母は、結婚以来初めて父の両親との同居が始まってこれまた必死だったのでした。

わたしは学校での日々が辛すぎることを親にも誰にもいえず

自分の中にただただしまいこんでやり過ごしていました。

そんな日が続いていたある日、わたしは盛大に吐いてそれ以来食べることが怖くなりいやになってしまいました。

毎日気持ち悪さと戦って、どうにかしてこの感覚を感じないようにすることに必死でした。

学校で辛いことも悲しいことも

気持ち悪いこともおなかがいたいことも

とにかくどうにかして感じないようにする。

そんな日々は3年くらい続きました。

それでもあっちゃんはあきらめなかったし

がんばっていたからその命は続いて今があります。

わたしの奥の奥に押し込めた感情や感覚

親や、学校や、友だちや、そういう周りに対する許せなさが

深く深くわたしの中に残って

それに気づいて受け入れて許していくのに

とても長い時間がかかりました。

これはわたしのお話だけど

きっとわたしだけじゃなくて多くの人が大なり小なり心の傷を抱えて生きてきていると思います。

そんな時代でもあったよね。

両親のことを思っても、それはそれで仕方なかったよね。

必死で私たちをも守ろうとしていてくれたんだね。

今だから思えることもあります。

それはわたしがわたしの感覚を取り戻して

わたしはこんなに愛されていたんだってことを受け取れるようになったから思えるのかもしれません。

わたしは体の感覚をなかったことにしてしまったことで

その先の人生でしんどかったことがたくさんありました。

わたしの感覚をなかったことにするということは

いわゆる内なるわたしに、あなたは黙っていなさいと言うに等しいこと。

そしてその内なるわたしは、そうやってわたしを無視し外を向き続ける外側のわたしを許すことはない。

こうやってわたしの中がそっぽをむき続けた状態で心が満たされることはないし

自分と外側の人間関係も良くなることは難しくて。

やっぱりいちばん大切にしたいところは

わたしの中のもう一人のわたしとの関係性だなって思うのです。

9月1日は、自分で命をたつ子どもたちがいちばん多い日だそうです。

そんな選択肢を知らず命をつないでこれたわたしは

このわたしの中のふたりがなかよくあるためにできることを伝えていきたいと今は思っています。

今辛くて悲しい気持ちでいっぱいの子が

わたしはひとりじゃないってことを思い出せますように。

笑顔が戻りますように。

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