わたしと出会いなおしている日々

いつの間にか

４月の半分が過ぎていて

今までと

変わらないといえば変わらないけれど

やっぱり大きな変化は

いやいや

ものすごく大きな変化は

３月いっぱいで名古屋の家を撤収したことです。

佐久島で暮らしていても

ふとよぎる

名古屋の家にまつわること

それが

ああ

もうないんだなって。

この春は

断捨離に次ぐ断捨離の日々でした。

「下の娘が学校卒業したら我が家は解散ね。」

っていうのは前々から言っていて

でもまぁ本当にその通りに２人の娘が３月に巣立って行くとは。

ちょっとびっくりだったなと。

決めていることは

決めた通りになるんだなと。

驚いたりあわてたり。

それにしても女３人無法地帯のように暮らしてきた家を全撤収するのは、ほーんとに大変でした（笑）

私は３年前からほとんど佐久島にいて、だけど名古屋に家があり、たまに仕事やなんかで月に3〜4回帰った時バタバタと泊まって島に帰るような生活。

そして、ほとんど自分は住んでいなくても、毎月の家賃などの維持費を払い続けることが、ほんとに負担だったなってこと。

そもそもそれを当たり前として自分に課してきた私もどうかしていたなと。

名古屋の家にまつわること。

お金にまつわること。

居場所にまつわること。

子どもにまつわること。

ごはんにまつわること。

いろんなことが

私を縛っていたなぁ〜と。

そんでもって

それらがなくなって、

私はわたしとふたりでいる時間が

ようやくできたように感じている今日この頃です。

ようやくか⁈

そう。

ようやく。

この大きな大きな断捨離を経て

そこらじゅうに散らばっていたわたしのカケラたちが

わたしのもとにかえってきた。

ような感覚。

まつわることたちは「わたし」ではない。

私がわたしから離れて離れて、意識を向け続けたものたち。

そしてまつわることたちが私を縛っていたわけでもなく

私が絡め取られていただけ。

だから私はわたしと出会いなおしているような感覚もあります。

今もふと、

「名古屋の家にまつわること」

が頭をよぎる時があるけど、

あ、もうあそこはないんだった。

わたしはここにずっといていいんだった。

そう思うとき

ゾクゾクするような自由がそこにあることに気づくのです。

さて。

何して遊ぼうか。