ていねいに暮らすこと
おいしいごはんを大切な人と食べたり
おいしいおやつを笑いながら食べたり
そんなことが本当に好き
ていねいに暮らしたくて
都会を離れたような気がするけど
結局場所は変わっても
同じようなことをして
同じようなことを考えている自分が
すごくいやだって思った
かなしくなった
人の役に立って
何か価値を生み出さなければ
私は存在してはいけない
そんな無言の圧力を
わたしはわたしにかけてきた
いつからか
わたしに
豊かさをたくさんくれるだんなさまと
豊かさをいくらでも生み出せるわたしが
二人して罪悪感のループにはまっていたことに気づいた
「バカなの？」
って二人で爆笑した
だからわたしは
ていねいに暮らしていこうと
ていねいに暮らすことを
自分に許そうって思っています
なんか
そう思って最近わたしの好きにさせていたら
結構料理をしている
やだやだ言っていたけど
やっぱ好きなのだろうと思う
ワンオペ働きすぎオカン時代に
ちょっとそのへんの感覚が壊れてしまったのかもな
そんなこと言うと
また娘たちへの罪悪感があぶり出されてくるけど
もう
そういうのほんとにやめようと思う
というわけで
漁師の嫁ごはん作りを楽しもうと思う
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