インナーチャイルドカード講座の生徒さんから出てきたひとこと。
「私、アンパンマンきらいなんです。」
「どこがきらい?」とたずねると、
「ばいきんまんに助けてもらったりするからです。」
正義の味方アンパンマンが、悪者のばいきんまんに助けられる。
その違和感が許せないのだと。
白か黒か?
はっきりしていないといけない。
うんうん。そうね。
最近インナーチャイルドカードを学び始めてくださったその方は、
始めに学ぶ大アルカナのカードの中で、不思議なことに出会っていってる感じでした。
自分の中の闇の部分をあらわしてくるカードには
とても強い嫌悪感を感じた様子でした。
彼女は、大好きな世界があり、理想がとても高く、仕事もたぶん完璧にこなすタイプ。
見た目もとっても綺麗でかわいくて聡明な方。
光の部分に対する憧れが強すぎると、闇の部分を認められなくなってしまう。
黒いところを受け入れられないから、黒いことに出会うたびに苦しみます。
ものには必ず2極。相反するふたつのものが存在して成り立ちます。
だから、
アンパンマンはばいきんまんに助けられていいし、
「顔がよごれて力が出ない~」とか言って弱いところがあっていいんだと思います。
「まいっか~」って言おう。って彼女に提案したら、
「まいっか~」って言ったことないです。って言われてました^^:
まいっか~も、弱いアンパンマンも、白でも黒でもないグレーも、
ありなのだと思います。
光も、闇も、どちらもある。
男性性、女性性。
陰、陽。
自分の中の闇に出会っていくことは、
自分の中の光を思い出していけるチャンス。
そう思うと世界が広がっていくことを感じられるのではないでしょうか。
今日もお読みいただいてありがとうございます。
名古屋レイキスクールマナの風