必然で導かれた「男性性と女性性の統合」ってこうやって起きるんだ

先週末芦ノ湖で行われたリトリートに参加していました。

呼吸と瞑想の学び

自分の中につかえたままになっていたものが

体の深いところで解けた感覚

その中で起きた不思議なことのお話を書きます

 

昼間、ハラの底の温泉を沸かすような、おなかがジンジン熱くなって

そのあとわけもなく涙が溢れてくるようなパワフルな呼吸法

 

それから旋回瞑想

 

雨の気配などなかった芦ノ湖は

ワークが始まったら土砂降り

 

コテージで夕食を済ませてから

夜のキャンドル瞑想へ

 

昼間からともにワークに参加していたのは女性7名

だけどキャンドルが灯る幻想的な会場に戻ると、知らない男性が一人みえた

 

キャンドルを囲んで丸くなって座り炎を見つめる瞑想

 

それからペアを組んでの瞑想へ。

 

そもそも、意図せずその突然現れた男性のとなりになってしまった時点で嫌な予感がしていたけど

案の上その男性とペアを組むことに(なんて失礼な<(_ _)>)

 

腕をクロスして手をつなぎハミングを体に響かせる。

相手の目をみたまま40分。

 

修行ですか?

と思ったけどスタート。

 

相手の方の手は冷たく汗ばんでいて緊張が伝わる。

ただ、自分の中に響く音に意識を向けながら相手の目をずっとみている。

 

見ず知らずの突然現れた男性の目が

だんだん

父のようにも、私の苦手なおじさまたちにも見えてきて

でもなぜかその目はやさしく

私を包み込むようにまっすぐに私をみている。

そしてエネルギーが交流している。

 

私の心の奥のほうに冷えて固まっていたみたいな男性性に対する

根深い恐怖、嫌悪感、不信感、分離感。

そういうものたちが

相手の男性の目を見てただそこにある時間に

ほどけて、許されて、受け入れられていくようなそんな感覚を感じ

涙がただただあふれていて

相手の男性の目からも涙があふれていた

 

男性の目はずっとやさしく

ただやさしかった

包み込んでくれる、受け入れてくれる深さのようなものを

ずっと感じていた

男性性ってこんなにやさしく心地いいものなんだ

ただ、私を受け入れ見守ってくれるエネルギー

 

これを私は求めていた

探していた

ないと思っていた

 

でもそこにそれはあった

「ある」を体感し続ける時間

許され続ける時間

 

その長いようで短い時間の中で

私の中の何かが明らかに変わった

 

 

今の夫と一緒に暮らすようになって

特にパートナーシップのことを二人でやり始めてから

自分の中の女性性を受け入れ始めてから更に

男性性に対する言葉にならない嫌悪感みたいなものが浮上してきて

 

最近はなんだか無意識に夫と距離をとろうとしているような感覚があって

それは自分でも説明がつかない感じだけれど

確かにそれを感じていたように思う。

 

それが、この不思議なカミハカライ瞑想を経験してから

憑き物がとれたようになくなって

夫への愛しさと感謝があふれて

触れ合いたい、慈しみあいたいと思うし

離れている時間にも涙があふれてくるようになり

とにかく言葉にならない体感がちがう。

 

男性性と女性性の統合ってこうやって起きるんだ。

言葉ではなくてエネルギー、体感。

 

そんなことある?

っていう感じだけれど

その男性は、キャンドル瞑想が終わったら雨の中を帰っていかれた。

 

この不思議な出来事は

神様か龍神様か宇宙さんかわからないけれど

誰かが私に与えてくれたギフトだった。

 

私は確かにそれを体感しに箱根に行った

導かれた

ワークの中で何度も何度も出てきた言葉

「信頼」

 

私たちは私たちの意識で何かをしようとしなくても

必要なところには必ず導かれ必ずたどり着く

 

だから信頼して委ねて

私は今を生きたらいい

それだけでいい

 

気がつけばもうそこはやさしくて豊かで愛だった

 

 

 

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