【身体をさわらせていただく】ということ

セラピールームマナの風の敦子です。

【身体をさわらせていただく】ということ。

それは【対話】であるということ。

なのですね。

わかっているつもりでいたけれど、

わかっていなかったな。

ま、それもよかったな。

身体をさわらせていただくこと、

特に、整体の仕事を始めてから、

整っていること。

歪んでいないこと。

をよしとする。

痛みがなくて、滞りもなくて正解。

だから痛みをとる。

コリも滞っているところも異物として排除する。

歪みは矯正する。

すべてのことに、正解・不正解があって

不正解はだめなこと。

みたいに考えるクセがついていました。

最近ね、

クライアントさんの、

丸まった指とか、

冷えて硬いおなかの固まりとか、

膨らんだ肋骨とか、

「そっかー」

みたいな気持ちでただそこにふれ、感じています。

「そうかそうか、うんうん」

みたいに。

「がんばってきたんだねー」

みたいに。

そうすると、

「がんばったよー」

「でもちょっと疲れちゃったんだ」

とか、答えてくれる。

そうするとやっと、身体さんは

ゆるっとなる。

そうすると、身体さんはちゃんと

本来のあるべき姿を思い出してくれる。

なんか、そんなことをやっています。

身体をさわらせていただくということ。

それは【対話】であるということ。

やっとね。

15年かかりましたね。

整体がいかんって言ってるわけじゃないのですよ。

私は今、そう感じる。

というだけのことです。

お読みいただいてありがとうございます。