昨日から佐久島は強風。
そしてとても綺麗な晴天です。
「引きこもり支援」とか言いたくないんだよね。
昨夜、佐久島を拠点にして活動している、
若者自立支援のONE STEP代表笠間淳との会話。
彼は俺は支援はしたくないんだ。
と引きこもり支援をしている団体の代表としては、一見意味不明なことをずっと言っていて。
でもなんか私はとてもそれがしっくりくる。
私もブログタイトルとかには、
「引きこもり支援」とか書いていたりするけど、
それは本当に、我々の活動を知ってもらうための方便でしかなくて。
「支援が必要な人」と
「支援する側」がいるというくくりが、
もはや人をジャッジして型にはめている行為に他ならないと思っていて。
佐久島に来て、
世間的に「引きこもり」と言われる子たちと触れ合うごとに、
本当にこの子たちにはなんの問題もない。
学校に行かない、一般社会人らしい行動をしない、
そういう子たちを問題視する社会が問題なだけではないかと。
本当にそう思うようになりました。
何度も言うけれど、
みんな素晴らしいのです。
私は小学校時代いじめにあい続け、
人を信じること、自分を信じること、
本当はみんな愛であること、
そういうことを全部なくしてしまいました。
死んでしまいたいくらい傷ついていたけれど、
私は傷ついたって言えなかったし、
そもそも、いやでしかなかった学校に行きたくない。
とは、一言も言えませんでした。
そして、行きたくなさすぎて、
吐き気をもよおしながら、
何年も学校にいっていました。
こちらの記事に書いてます↓
そんな時代だからと言えばそれまでなんだけど、
学校に行きたくないって言えなかった私からしたら、
学校に行かない選択をしている子たちって、
強いなって思うし。
自分の意思で選択している時点でもはや、
お母さん、お父さんの言いなりになって、
顔色伺って、
しまいには親に褒めてもらうために生きているような、
つまらない人生を歩んでる大人なんかより、
すごく強くて、
すごく純粋で、
素敵だなと、私は思うのです。
人と違うことを選択するって、
とても勇気のいること。
当たり前ではないことをするって、
ちょっと怖いこと。
だけど、それをしようとしている自分に、
どうか自分自身がNGを出さないであげてほしい。
そう、何を選択したってOK
All OK!
それとね、誤解されるから言っておきたいのだけど、
何でもOKなんて言ってたら人としてダメになる!って言う意見も聞きます。
そしてそこは、もちろんその通りです。
だけど、子どもだって
ガミガミうるさく言わなくたって、
人としてしてはいけないことくらいちゃんとわかってるし。
ガミガミ言うから、信じてもらえてないことに怒れてきて、やってはいけないことやっちゃったりするんじゃないかなって思っていて。
信じてあげる。
それでいいよって認めてあげる。
お母さんは何があったって君の味方だよっていうスタンスでそばにいてあげる。
それだけでいいんじゃないかと。
それをしてあげると、
子どもは自立していくんだと、
私は思うのです。
要するにどんなあなたでもいいのです。
All OKなのです。
どんなあなたでもいいから、
自分を生きてほしい。
お母さんの顔色とか、
マジ伺うな!
誰かのために、何かができていない自分を責めるな!
誰かのために生きるのは
まず自分を生きてからなんだ!
そんなことを私は思うし、
代表の笠間淳と、
じょえるのキッチンでそんなことを語り合い、
俺らの本当に届けたい想いが届くことを、
自分らがまず信じて。
今日はそんなうちのボス笠間淳の誕生日。
明日は私の誕生日。
さてと。
淳のリクエストのおかんのごはんでも作るかな。
ひきこもりだった娘にもらった最高の言葉のお話↓
なぜ佐久島で引きこもり支援をしているのかというと↓
お母さんのケアが必要な理由↓
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