＜引きこもり支援＞ atsuko

問題は起きている「出来ごと」ではない。それを問題視していることがモンダイだというお話

佐久島を拠点に、引きこもり支援のお仕事をさせてもらうようになってから、
当事者である子どもと、その親であるお母さんと、双方をみるようになって。
それで最近つくづく感じるのは、
子どもにはほぼほぼ、
というか何も問題はないということ。
人は何か起きてほしくないことが起きると、
反応として、
それが起きないように、
できるだけそれが大変なことにならないように、
必死でなんとかしようとします。
起きている出来ごとを必死でなんとかしようとする。
問題にしてしまう。
だけど、
本当に問題にすべきなのは、
その反応をしてしまう、自分の中。
出来ごとではない。
それに反応している自分。
だから、
不登校、引きこもり。
それは出来ごと。
ただ、今のあなたに必要なことをみせてくれる、教えてくれるだけの出来ごと。
だから、
それを終息しようと躍起になっても、
なんの解決にもならないのです。
みるべきは、
すべてあなたの中。
引きこもりの子どもを持つお母さんのお話を聞いていると、
はじめは子どものお話。
でも、その奥に根深くいるのは、
お母さん自身の声なんです。
まず、そこを聴かずして、
自分が自分の声を聴かずして、
起きてくる出来ごとだけを追っても、
本当の解決には至らない。
逆を言えば、
自分の中の声を聴いてあげて、
本当の本当はどうしたいのか。
どうしたかったのか。
何が欲しかったのか。
何が悲しかったのか。
何をがまんしているのか。
聴いてあげて。
自分の中で滞っていて、
ほったらかしにして、
見て見ぬ振りをしていることを、
ちゃんとみてあげて、
そこを心地のいい状態に、
本来の状態に戻してあげたら、
ぜんぶうまくいく。
あなたが寄り添ってあげるべき人は、
子どもではなくて、
あなた自身なんよ。
おかあさん♡
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