去年の秋に佐久島でのインナーチャイルドカードを受けてくださり、
それ以来ご縁のある方からいただいたメールです。
彼女は小学生の双子の女の子さんのお母さん。
佐久島に来てもらった時は、
娘さんがおふたりとも学校に行けなくなってしまった。という状況でした。
妹は、新学期から学校に行き始めて、今まで休まずに毎日、登校しております！！
今日、授業参観で国語の授業でした。
漫画の中の名言を好きなものを選んで、何故それを選んだか、自分の目標とするものは何か、という発表会がありました。
その時に、私の娘が発表した物が泣けました～。
「私はドラえもんの、『君はこれからも何度でもつまづく。でも、そのたびに立ち直るちからも持っているんだよ』という名言を選びました。
私は、小学５年生の時に、友だちとのトラブルで大きなつまづきがあり、学校を長く休んだ時期がありました。
でも、私は今、ここに立っています。
と、言うことは立ち直るちからがあったと言うことです。
これからは、友だちをまた作りたいです。なので、たくさんの人達と話しかけようと思います。」
と、発表したんです。
授業参観でありながら、私は思わず泣けて、泣けて…(´；Д；｀)
仕事を退職して、ずっと３学期を休んで家にいて、そばにいた事、決して無駄じゃなかったんだな…と、感動しました(´∀`)
姉の方も、今日、１時間だけ学校の授業に参加、自分からしたい！と行って出かけて行きました。
この子は、スローステップではあるけど、ゆっくりと階段を上がって行けばいいのかな、と思っています。
私も読ませていただいて、こころが震えました。
つまづいた時、
つまづいた本人も、
みているまわりも、
「このままじゃいけない。
なんとかしなくちゃ。」
と焦りはじめるのですよね。
「なんとかする」
なんとかっていうのが、とりあえず学校に行けている状態をつくること。
普通の子と一緒である状態でいてもらうこと。
だったりするわけで、
でも、とりあえずなんとかすることなど何も必要なく、
なんとかしようと焦れば焦るほど、
本質から離れてしまう。
大切なのは、
「自分には立ち直る力もあるんだー」
ってことを知っていくことで。
それがあるから、
その先、大人になってからも、
どんな経験をしても、
立ち直る力があることを思い出すことができるわけで。
子どもが悩んでいる時、
苦しんでいる時、
信じてみているって勇気がいることだけれど、
信じてあげることが、
子どもが自分で生きていく力を作る。
私はそう思うのです。
このメッセージをくださったお母さんと、
セッションさせてもらった時、
彼女には、幼い頃にとても悲しい経験をして、
とてもがんばって、たくさん我慢して生きてきたことを聴きました。
その、ずっと彼女のこころに残る悲しみ。
そこをほどいていくこと。
悲しかったことに寄り添うこと。
自分を抱きしめること。
私がお伝えしたのはそれだけですが。
その数ヶ月後のこのメッセージは、
とてもうれしい。
『君はこれからも何度でもつまづく。でも、そのたびに立ち直るちからも持っているんだよ』
今日明日は、佐久島で
若者自立支援合宿です。
不登校の子ども。
引きこもりの若者。
その保護者さん。
引きこもり支援をしたい仲間たち。
いろんな人たちが集まって、
一緒に二日間過ごします。
佐久島は今朝も快晴。
興味があれば覗きに来てください。
6月3日の講演会もまだ残席あります。
そちらでも、お会いしたいです。
お読みいただいてありがとうございます。
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